メープルシロップといえば、飲み物に入れたりお菓子にかけたり、使い方や見た目がはちみつととても似ていますよね。
今回はメープルシロップについてご紹介します。
メープルシロップの主な原料はサトウカエデ・イタヤカエデなど、カエデ属の樹木の樹液を加熱してシロップ状に濃縮したものです。
水分を含むためカビが発生しやすく、抗菌作用がないので、長期保存には向きません。
常温保存では菌が増殖してしまう可能性があるため、開封後は冷蔵保存必須です。
味や風味に関しては、カラメルのような香ばしさが特徴で、粘度が低く、甘味もはちみつに比べるとかなりあっさりとしています。
カロリーや糖質がはちみつに比べると若干低くなっているのも特徴です。
メープルシロップには樹液の採取時期によって4つの等級があり、早い順からゴールデン・アンバー・ダーク・ベリーダークと呼ばれ、色や風味がかなり変わってきます。
そして栄養価もかなり優秀で、カリウム、カルシウム、亜鉛など豊富なミネラルだけではなく、67種類のポリフェノールが含まれており、美肌効果や血流をよくする作用があると言われています。
また、製造過程で加熱されているため、加熱調理をしても栄養成分が変化しません。
高い栄養価はそのままに幅広い料理に使用することができます。
はちみつと違い、ボツリヌス菌が含まれていないため、ちいさなお子様でも安心して食べられるのも特
徴です。